「能登独特の雰囲気を切り取れたと思う」と手応えを感じる。撮りためた千五百枚の写真は近く現像し、作品にまとめる予定だ。
♣2008年12月26日(金)17時05分-19時00分♣
NHK金沢 デジタル百万石 年末ハイライト2008
番組ゲストとして作家 立松和平さんと出演します。 今年一年の県内ニュースを映像と共に振り返る生放送番組。 私の今年の活動の話や新作の写真も紹介する予定です◊ http://www.nhk.or.jp/kanazawa/program/001/
平成19年 北陸中日新聞
【シリーズ現場】
『能登の時代が来るよ』 都内でトークショー 若手写真家が意気投合
2007年12月24日
|
能登町ゆかりの若手写真家2人によるトークショーが22日夜、東京都千代田区のFOILギャラリーで開かれた。旧柳田村出身の梅佳代さん(26)と、中学時代を同村で過ごし、今年から再び能登町を活動拠点としている中乃波木さん(28)。2人は写真への思いや能登の印象、今後の目標などについて熱く語った。 (七尾支局・寺本康弘)
トークショーは、中さんの初写真集「Noto」の出版に合わせて開催中の写真展のイベントとして出版社が企画。中さんの作品が並ぶ会場で、二人のファンや能登町から訪れたという人ら約五十人が若手写真家二人の話に耳を傾けた。
二人は愛用のカメラを持って会場に登場。「よろしくお願いします」と少し緊張した表情で始まった。一学年しか違わない二人は中学時代から互いに知っていたという。
中さんは中学一年の途中で柳田村に引っ越してきた。転校して不安だったが「映画の中の風景に飛び込んだみたいだった。自分が主人公になったようですごくうれしかった」と振り返る。
風景を撮るのが得意な中さんは、能登のぬくもりのある自然や景色をじっくり観察してきた。「光に照らされるテーブルの上とか、帰り道の山とかをすごく見てた。そのときの目線が気持ちよかったということが今になって生きていると思う」と話した。
一方の梅さんは、子どもなど人物写真の面白さで知られる。「人が面白いから人を撮る。撮るとだいたい(その人と)好き同士になれるし」
中学時代に感じた能登の印象について、梅さんは「何にもなくて、昔はなんだこんなところと思っていた」と語った。今は東京暮らし。「都会に行ったら何でもあって、いちいち感動してる」という。
梅さんは中さんの写真について「能登でもより静かなところを撮っている」と印象を語り、逆に中さんは梅さんについて「カメラを持ってどんどん人に向かって行く。積極的ですごい」と印象を語った。
1学年違い中学時代から接点

中 乃波木さん 梅 佳代さん 二人はトークショーで「佳代ちゃん」「中ちゃん」と呼び合い和やかな雰囲気。「柳田村の子ってかわいいよね」「冬、つららをすっごい食べた」「夜になるとほんと真っ暗で怖い。トイレが怖かった」と、普通の女の子に戻って中学時代のエピソードなどを語り合い、会場の笑いを誘っていた。
今後については、中さんは「(能登に)どっぷりつかっていると気持ちがいい。ずっと能登で撮っていきたい」と故郷志向を鮮明にした。
梅さんは、これまでに能登に住む祖父の写真を撮りためていて、「いつか出版したい」と話し、「これからは能登だね。能登の時代が来るよ」と二人で意気投合していた。
中乃波木(なか・のはぎ) 1979(昭和54)年、東京都生まれ。中学の2年半を、能登町(旧柳田村)で過ごす。東京造形大写真学科卒。広告写真制作会社をへて独立。今月10日に初の写真集「Noto」(Foil)を出版。能登町在住。
梅佳代(うめ・かよ) 1981(昭和56)年、能登町(旧柳田村)生まれ。日本写真映像専門学校卒。今年、若手写真家の登竜門である木村伊兵衛写真賞を写真集『うめめ』(リトルモア)で受賞した。東京都在住。
♣新聞、掲載誌一覧 クリックすると大きくなります。
2007 11.28 北陸中日新聞 2008 雑誌「コマーシャルフォト」Noto-書評- 平成19年11月29日 読売新聞